クレジットカードで海外キャッシング(海外現地通貨引出し)をするつもりの場合、良いカードというのは利息の少ないカードです。ところで、カードによって、利息が多くかかるカードと、少なくて済むカードとがあることを知っていますか?クレジットカードごとのこの違いを知らないと、損することになりますので、ここで解説しておきます。
ポイント:締め日~支払日の期間が短いカード=利息が少ない
まずはキャッシング(現金引出し)をした場合の利息のつき方の復習です。
利用日:現地通貨を引出した日
締め日:この日までのカード利用分が集計され、支払日に支払うことになる
支払日:自分の銀行口座から引き落とされる日
で、利息は利用日の翌日から支払日までかかるので、
こちらのページで解説していますが、締め日ギリギリに現地通貨を
引出したほうが利息が少なくなるというのがわかると思います。
そして、ここからがポイントです。
ポイントは、
いくら締め日ギリギリに現地通貨を引出したとしても、
締め日~支払日までは必ず利息がかかってしまうことです。
これは言い換えると、
締め日~支払日までの利息は
必ずカード会社に取られる手数料である
(※繰上返済をしない場合)
と考えるべき、ということです。
で、さらに調べてみました。すると、わかったのは
この「締め日~支払日」までの長さはカード会社ごとに違う
ということです。
そういうことなら、結論は、当然、こうなります。
カード選びをするときは、
締め日~支払日の期間が短いカード会社のカードを選ぶ
ということです。これが、
賢いクレジットカードの選び方となります。
クレジットカードのキャッシング利息は大体、年18%ですので、
1日にすると、0.049%。これは10万円を引出したとすると、
1日につき49円利息が多くなるということになります。
下に比較表を作っておきました。
カード選びの際の参考にしてみてください。
クレジットカード、締め日から支払日までの短さ比較
※1ヶ月を30日で計算。
SBIカード:14日 ←ただし1回の渡航につき現地通貨50万円分までの縛りあり
イオンカード:22日 ←海外旅行保険が非常に弱い
三井住友カード:25日
JCBカード:25日
MUFGカード:25日
オリコカード:27日
ジャックスカード:27日
セディナカード:27日
楽天カード:27日
Yahooカード:27日
ライフカード:27日or33日(引き落とし金融機関による)