台湾ATMの使い方/操作方法(動画あり)

2015年4月に、台湾の桃園空港でATMを実際に使ってきたので、使い方を画像と共にメモしておきます。

桃園空港 到着ロビー横の台湾銀行ATMを利用

今回は、桃園空港の第一ターミナルの到着ロビー、すぐ横の台湾銀行ATMを利用しました。

桃園空港の公式サイトのマップは、日本語表示のものもあり、ATMも探しやすいです。↓こちら。

台湾銀行ATMは日本語使えず。英語と中国語が併記

台湾銀行のATMは、言語の選択はできないので、日本語表示にすることはできません。でも、画面には、英語と中国語が両方表示される形式なので、日本人なら漢字と英語で、なんとなく理解できると思います。

台湾銀行ATM操作方法の動画

台湾銀行ATMの画面操作方法(画像)

ATM画面を順番に見ていきましょう。

ATMにカードを入れると、↓この画面になります。


↑要は「しばらくお待ちください」の画面です。


↑左が台湾銀行のカード、右が「その他のカード」ですので、右のボタンを押します。


↑「PIN」というのは暗証番号のこと。暗証番号を入力する画面です。日本と同じで4ケタの暗証番号を入力して「確認/ACCEPT」を押します。


↑また「お待ち下さい」画面です。


↑国際ブランドを選ぶ画面です。JCBの場合、JCBのボタンが無いので一瞬とまどいますが、私のJCBカードの裏には「Cirrus」マークがあったので、「Cirrus」を押しました。


↑また「お待ち下さい」画面。


↑この画面では、カード種類によって押すボタンが違います。
●クレジットカードの場合は、一番下の「CREDIT ACCOUNT」を押す。
●デビットカードやキャッシュカードの場合は、2番目の「SAVING ACCOUNT」を押します。


↑また「お待ち下さい」画面。


↑引出し金額を選びます。単位は「元」と書いてありますが、中国元ではなく、台湾ドルのことです。


↑また「お待ち下さい」画面。毎回、切り替わり時に出ますね。


↑「手続きは進んでいますよ」という画面になりました。


↑「札を数えています」画面。日本のATMと同じで、札を数えている音が聞こえます。


↑まず、カードが返ってきます。


カードは、すぐに取りましょう。海外ATMでは、カードはすぐに抜き取らないと、防犯のために、カードがATMに吸い込まれることがあります。


↑お金が出てきます。


↑お金を取ります。


↑これは漢字でわかりますね。「明細票を印刷中」です。


↑「明細票を取ってください」と。


↑明細票を受け取り、ATM引出し終了です。

台湾のATMは土日も利用可能。24時間365日使えます

台湾のATMは、基本的に365日、24時間利用可能。なので、土日も使えます。旅行者には非常に助かりますね。

台湾銀行ATMの引出し限度額は2万台湾ドル

台湾銀行ATMの一回の引き出し限度額は、2万台湾ドル。最低引出し額は1000台湾ドルでした。

↑上の画面を見てわかるように、引き出し額は5種類しか選ぶことができません。1000台湾ドル、3000台湾ドル、5000台湾ドル、1万台湾ドル、2万台湾ドル、からしか選べないので、ご注意ください。

ちなみに、台湾銀行のカードなら「3万台湾ドル」も選べるそうです。

台湾銀行ATMの手数料

ATM手数料は、2種類あります。

2つのATM手数料
①銀行やカード会社など、カード発行者が取るATM手数料(取らない会社もある)
②ATM設置者が取るATM設置者手数料(取らない会社、取らない国もある)

台湾では、②のATM設置者手数料は、取られないのが普通のようです。

台湾銀行ATMは、VISA、マスター、JCBで使えた

今回は、VISA、マスター、JCBの3つの国際ブランドで利用。どのカードも問題なく使えました。ATMに、JCBマークは無かったのですが、Cirrusを選択することで普通に使えました。

三菱UFJ銀行や楽天銀行などのVISAデビットも使える

クレジットカード4枚とデビットカード1枚でATM引出しをしましたが、スルガ銀行VISAデビットが問題なく使えたので、三菱UFJデビットや、みずほ銀行デビット、楽天銀行デビット、ソニーバンクウォレットなどのデビットカードも、問題なく使えると思います。

(ただしデビットカードは手数料的には損になります。↓下に解説)

キャッシュパスポートやマネパカードも利用可能

マスターカードが使えたので、キャッシュパスポートやマネパカードなどの、マスターカード印のプリペイドカードも使えます。

新生銀行は2018年12月8日から使えなくなった

ATM上には、PLUSマークがあるので、以前は、新生銀行のキャッシュカードも問題なくATM引き出しできていました。

しかし、2018年12月8日(土)で新生銀行の海外ATM引き出しサービスが終了。このサービス終了をもって、台湾のATMで、新生銀行キャッシュカードを使って引き出すことはできなくなりました。

(どのみち、キャッシュカードは手数料的には損になるので使わないほうがいいんです。↓下に解説)

クレジットカードでの繰り上げ返済が一番おトクでした

今回の台湾の調査でも「外貨両替は、クレジットカードでのATM引出し+繰り上げ返済が一番おトク」という結果でした。

クレカが一番お得な理由はトップページに詳しく解説していますが、一言で言うと「クレジットカード以外は、海外手数料を取られるから」です。

海外手数料は、↓こんな感じ。(クレカは手数料ではなく利息)

ATM利用で取られる海外手数料
●プリペイドカード 約4%
●キャッシュカード 約3%
●デビットカード 約1.6〜3%
●クレジットカード 約2%
●クレジットカード+繰上返済 約0.15%

↑こういう手数料率になっているので、クレジットカードが一番トクになるのは、計算上でもわかることなんですね。

さらに、アコムACマスターカードやセディナカードでは、利息も限りなくゼロに近くできます。スマホやパソコンから繰り上げ返済が簡単にできるからです。しかも、アコムACマスターカードとセディナカードは繰り上げ返済のときの振込手数料もかかりません。(参考記事:アコムACマスターカードセディナカード)

つまり、アコムとセディナのカードは、海外ATM引出しをしても、ほんのちょっとの利息以外、手数料がかからない、ということになります。

実際に台湾でATM引き出しをし、繰り上げ返済をして、節約できた結果は、↓こちらの台湾ドル両替記事で詳しく説明しています。

2019年 台湾ドル外貨両替方法17比較。ATM引出しの注意点とコツ