2016年7月と11月にシンガポールでATM引き出し(=海外キャッシング)をしてきましたので、ATMの場所、使い方などをメモしておきます。
※チャンギ空港のATM場所に関しては、2018年2月にチャンギ空港公式サイトを参考に情報更新しています。
シンガポール チャンギ国際空港内のATMの場所
シンガポール チャンギ国際空港は、ターミナルが1から4までありますが、全ターミナルにATMがあり、どれも到着ロビーすぐのところにありますので、見つけやすいです。
チャンギ空港ターミナル1の地図とATMの場所
到着の場合、「Belt番号」が書いてあるところが、預けた手荷物が出て来る手荷物受け取り場所で、その後、赤い下向きの矢印の方向に税関を抜けて、到着ロビーへ出ていく感じになります。
そして、赤い丸の部分がATMです。ターミナル1のATMは構内の中央にあります。両替所もATMのすぐ隣にありますので、両替所の悪いレートを見つつ、ほくそ笑みながらATM引き出ししてくださいね(笑)。
チャンギ空港ターミナル2の地図とATMの場所
到着の場合、「Belt番号」が書いてあるところが、預けた手荷物が出て来る手荷物受け取り場所で、その後、赤い下向きの矢印の方向に税関を抜けて、到着ロビーへ出ていく感じになります。
そして、赤い丸の部分がATMです。ターミナル2のATMは、結構ちらばっています。中央のエスカレーター横と、両端ですね。
端っこまでは、意外に距離があるので注意してください。ちなみに、私は中央のATMの存在に気づかずに、端まで歩きました(笑)。
チャンギ空港ターミナル3の地図とATMの場所
到着の場合、「Belt番号」が書いてあるところが、預けた手荷物が出て来る手荷物受け取り場所で、その後、赤い下向きの矢印の方向に税関を抜けて、到着ロビーへ出ていく感じになります。そして、赤い丸の部分がATMです。
ターミナル3のATMは、通りの真ん中にあるので見つけやすいです。しかも、出てすぐに左右どちらにもあるので、キョロキョロ探すこともなく見つけられると思います。
チャンギ空港ターミナル4の地図とATMの場所
到着の場合、「Belt番号」が書いてあるところが、預けた手荷物が出て来る手荷物受け取り場所で、その後、赤い下向きの矢印の方向に税関を抜けて、到着ロビーへ出ていく感じになります。
そして、赤い丸の部分がATMです。ターミナル4のATMは、中央に1ヶ所だけです。別の場所には無いので気をつけてください。
シンガポールはコンビニや地下鉄の駅にもATMあり
↑地下鉄駅のATM
シンガポールは、ATMは、コンビニや地下鉄の駅など、いたるところにあるので便利です。必要になった場所で、すぐにシンガポールドルを引き出すことができるのは助かりますね。
ATMは土日も利用可能。365日24時間、使えます
ATMは、365日、24時間、使えます。深夜にシンガポール空港に到着した場合も、ATMが使えるので便利です。ちなみに、空港の両替所も24時間開いているそうです。
ATMでは日本語は使えない。英語か中国語で
シンガポールのATMは、基本的には日本語は使えず、英語か中国語で操作することになります。ただし、↓シティバンクのATMだけは別です。
シティバンクのATMは日本語での操作が可能
シティバンクのATMでだけ、日本語も対応しています。英語のATM操作に不安がある人は、シティバンクのATMを探して使いましょう。
ただし、ATMごとに一回の引き出し限度額や最低引き出し額が違うので、そのへんは気をつけてください。
VISA、マスター、JCBで使えた。PLUSマークもあり
私はVISA、マスター、JCBの3種類で試しましたが、どれも問題なく使えました。基本的には、どのカードも使えると思って良さそうです。
新生銀行もPLUSマークがあるので使える
新生銀行のカードも、ATMにハッキリと「PLUSマーク」があったので、問題なく使えそうです。
JCBマークなし。でも使えた。そんなもん
実は、JCBマークはATMに無かったのですが、ちゃんと現金引き出しできました。海外のATMでは、そのマークがなくても使える、というのは、実はよくあることなので、ATMにマークがついているかどうか、というのは、気にしなくて良いと思います。
三菱UFJ銀行や三井住友、みずほなどもVISAデビットなら使える
銀行カードである、三菱UFJ銀行のカードや三井住友、みずほ銀行のカードなども、VISAデビットカードなら問題なく使えます。アコムACマスターカードやセディナカードよりはレートは悪くなりますが、緊急時には使えます。
ATMの手数料はクレジットカードだと取られない?
海外ATM手数料は、実は2種類あります。
①カード会社が取る、海外ATM手数料
②ATM設置者が取る、ATM設置者手数料
①に関しては、カード会社ごとに取る取らないが決められています。アコム、セディナなどは取られませんが、エポスや楽天カードは取られます。(海外ATM手数料を取るカード一覧表はこちら)
②のATM設置者手数料も、ATMや国によって取られたり取られなかったりします。あと、
なぜなら、日本では、クレジットカードでのキャッシングは「利息以外の手数料は取っちゃダメ」という決まりがあるからです。
実際に、私は最近の調査では、2016年7月はANZ銀行のATMで、2016年11月はOCBC銀行のATMを使い、クレジットカード4枚ずつで海外キャッシングをしていますが、②のATM設置者手数料は一度も取られていません。
日本のクレジットカードで引き出せば外貨両替の代わりになる
外貨両替のおトクな手段として、ATM引き出しをもう少し詳しく説明しておきます。
クレジットカードで現地ATMからシンガポールドルを引き出すと、上で説明した「ATM設置者手数料がかからない」というメリットと、もう一つ、メリットがあります。
クレジットカードでの現金引き出しは、「キャッシング」なので、毎日利息がかかってきます。大体、年18%なので、365日で割って、一日約0.05%。つまり、引出し額の0.05%の金額が、毎日、一日ずつ、利息としてかかるのです。
1万円分引出したなら、一日ごとに5円ずつ、利息が増えていきます。40日後に返済すると1万200円返済する、という感じです。
クレジットカードのもう一つのメリットというのは、繰上げ返済ができること、です。1日ごとに利息がかかるので、早く返済してしまえば、利息は少なくて済みます。
アコムやセディナカードなら、ネットが繋がっていれば、アプリ上で、繰り上げ返済が手数料無料でできてしまいます。
アコムならATM引出し直後から繰り上げ返済ができるので利息ゼロで返済可能。セディナカードならATM引出し後、そのデータが、3、4日でカード明細に反映されるので、その時点で繰上げ返済すれば、利息は0.15%〜0.2%ほど。こんな安い手数料で外貨両替してくれる両替所はありません。
なので、外貨両替では、クレジットカードでのATM引出しを上手に使うことが大切なのです。
↓参考記事
OCBC銀行ATMの引き出し操作方法
では、実際に、シンガポールのATMでの引出し操作方法を載せておきます。使ったのはOCBC銀行のATMです。
ATM引き出し動画
ATM引き出し画像&解説
まず、最初、右下の緑に光っている部分にカードを入れます。
↓カードを入れています。
↓言語選択の画面になるので、「ENGLISH」を押します。
↓少々お待ち下さい、と出ます。
↓画面の写真のように、暗証番号を手で隠して入力し、最後に緑のエンターボタンを押します。
↓口座選択画面です。クレジットカードなので「CREDIT CARD」を選択。(デビットカードの場合は、SAVINGS ACCOUNTを選んでくださいね)
↓クレジットカードなので「CREDIT CARD」を押します。
↓引出し金額を選びます。50ドルにしました。
↓少々お待ち下さい、と出ます。
↓「現金を準備しています。その間に、カードをお取りください」とのこと。
↓カードを入れたところがピカピカ光るので、カードを抜きます。
↓最後に、お金が出てきます。
これで完了です。
明細票のあるなしは、銀行によって違う
明細票ですが、2016年11月のOCBC銀行のときは出てきませんでした。
2016年7月のANZ銀行では出てきました。銀行によって違うのかもしれません。
以上、
シンガポールATMの使い方まとめ、でした。
実際に行ったシンガポールドル外貨両替比較の記事は、↓こちらです。