VISA/マスター/JCB 両替レート比較2023年8月(2024年8月修正)

※2023年8月のデータを追加しました!
※2024年8月、新事実発覚のため大幅修正しました!

外貨建てでクレジットカード支払いをする場合、VISA/マスター/JCB/AMEXなど「国際ブランド」と呼ばれる会社が、カード会社の代わりに外貨両替をしてくれます。

で、その外貨建てでカードを使った時の両替レートは、VISA/マスター/JCB/AMEXなど「国際ブランド」によって違うんです。その違いについて、この記事では解説していきます。

前提:海外ATM引出しを前提に比較

まず、前提知識なのですが、外貨建てでカードを使う場面って、大きく分けて2つありますよね。

[1] カード払い(海外ショッピング)
[2] 海外ATM引出し(海外キャッシング)

で、[1]のカード払いの場合にかかる手数料は↓下の2種類。

外貨でカード払い時の手数料2つ

手数料②海外ショッピング手数料:カード発行会社(例 楽天,エポス)が取る
手数料①両替手数料:VISA,JCB,マスターカード,AMEXなどの「国際ブランド」が取る。両替レートへ上乗せされている。

で、↑この場合は、①より②の手数料の比重が大きいので、②の節約をまず考えることをおすすめします。(②に関しては、こちらの記事で比較しております。⇒海外ショッピング手数料比較

で、次に[2]の海外ATM引出し(海外キャッシング)の場合ですが、かかる手数料は↓下の5つになります。

海外ATM引出しの手数料
①両替手数料:Visa/Master/JCB/AMEXの両替レートの中に含まれている。通貨ごとに率が違う。
②海外ATM手数料:カード発行会社が取る(→取る会社/取らない会社一覧)。引出1万円超なら220円/回、1万円未満なら110円/回
③ATMオーナー手数料:銀行などATMの持ち主が取る(クレカは無料)。例 タイ220バーツ(約900円)
④利息、海外事務手数料:クレカは利息(1日約0.05%ずつ=繰上返済で減らせる)。デビット/プリカは海外事務手数料(3%など一定額=減らせない)
⑤繰上返済の手数料:国際電話代と振込手数料。ペイジー払い可能なアコムセディナエポスなら無料。

海外ATM引出しの場合は、①の両替手数料の比重が大きいです。②〜⑤は工夫次第で無料にできるからです。

なので、この記事では、「海外ATM引出しでVISA/Master/JCBのどれを使うべきか?」をテーマに解説をしていきたいと思います。

前提知識

VISA、マスターカード、JCB、アメックス。これら「国際ブランド」って、どれを選べばいいか、迷いますよね。

選び方の一つのポイントとなるのが、両替レートの違いです。VISA、マスターカード、JCB、アメックスは、それぞれ独自のレートを使っています。

つまり、ニュースなどに流れる「1ドル=140円」という中間レートに、それぞれ独自に上乗せ分を決めて独自のレートを作っている感じ。イメージとしては、↓こうです。


中間レート   1ドル=140円 のとき
VISAレート  1ドル=140.5円
Masterレート 1ドル=140.4円
JCBレート   1ドル=140.3円
AMEXレート  1ドル=140.8円

そして、それぞれのレートは時期ごと、通貨ごとに、どの国際ブランドがお得かが変化します。

主要な通貨で見た場合、↓このように変化しています。

●2017年まで:Masterのレートが良い時代
●2018年〜2019年:VISA,Master,JCBの差が縮小
●2021年〜2023年:JCBのレートが良い時代 ←今回の調査
●2022年8月〜  :Masterのおトクなクセの出現 ←今回の追加テーマ

マスターカードが一番レートが良かった時代は、すでに終わっています。

このページでは、最新&過去の為替レートのデータ

・2023年8月の31日間 ←新たに追加!!
・2021年11月の30日間
・2019年4月の30日間
・2018年4月の30日間

を元に、VISA、マスターカード、JCBで、どの通貨で、どう選ぶとお得なのか、を分析していきます。

※アメックスは両替レート非公開なので比較に入れていません。ちまたでは、アメックスの両替レートはそんなに良くないと言われています。

先に結論

今回の結論
単純なレート比較ではJCBの圧勝だが、JCBを使えば必ず得なわけではない。Master/VISA/JCBのクセ(下で解説)を考慮して、Masterをメインにして、VISA/JCBで補う形が一番おトク。

2024年8月時点では、↑こういう結論となりました。1年前と結論が変わってしまって、ごめんなさい(汗)。

では、なぜこの結論になったのか、説明していきます。

2023年8月の単純なレート比較

VISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月まとめ表
↑黄色が良い値。赤字が悪い値。JCBの圧勝だが……

レートだけを見た最新の傾向をまとめると、↓こんな感じです。

2023年8月のMaster/JCB/VISAレート比較
JCBがお得。ほぼ全地域で損なし
●VISAとMasterはほぼ同じ(ポンドとペソはMasterがダメ)
●2021年から両替手数料は高止まり傾向(2023年≒2021年>2019年)
3者の手数料の差が大きい通貨は、英ポンド、フィリピンペソ、マレーシアリンギット、カナダドル、タイバーツ

で、↑これだけを見ると「JCBが得なんだ」と思いますよね。でも、実際にほぼ同時刻にMaster/JCB/VISAで引出す調査をやってみると、JCBが高確率でお得になるわけじゃない。理屈と実態が違うわけです。

何か単純なレート比較とは別の要因があるんじゃないか?という疑問が、↓このクセの発見に繋がりました。

★Master/VISA/JCBのクセ。←3者比較の新しい視点

世界各国でのATM調査と、現地在住の読者さんからのデータ提供により、新しい事実(3者のクセ)がわかってきました。↓これです。

Mastercard/VISA/JCBのクセ
VISA/Master/JCBのクセ(傾向)
Master:「前日の公式レートが適用される」というお得なクセがある(例 8/10のATM引出しには8/9の公式レートが適用される)。なので、ニュースなどで昨日と今日の中間レートを比較し、昨日のレートのほうが良いなら、その日のカード利用は得になる。使う前に損得がわかるのが強み。

JCB:レートは良い。ただし、翌日のレートが適用される傾向が不安要素。翌日が良いレートなら得するが、翌日が悪いレートなら損をする。つまり、得か損かはギャンブル的。

VISA:レートは無難な感じ。リアルタイムレートに一番近く、1日の中でもレート変化あり。

↑このクセ前提で考えると、Master/VISA/JCBを比較するとき、それぞれの公式サイトの同日のレートで3者を比較することは意味がないということになります。

だって、同じ8月10日にATM引出しをしたとしても、
Masterは8月9日のレート、
VISAは8月10日のレート、
JCBは8月11のレート、をそれぞれ適用するからです。

適用されるレートの日付が違うのに、8月10日のレートを並べて比較しても意味がないですもんね。

(私が今までやってきた比較は半分無駄でした。涙)

ということなので、この新事実(クセ)を元に、得する使い方を考えると、↓こんな感じになります。

VISA/Master/JCB 得する使い方
Masterで得する日はMasterを使う。(=ニュースで中間レートを見て、今日より昨日のレートが良い日)
●Masterで損する日はVISA/JCBを使う。
●最初からVISA/JCBを使うのもアリなのは、Masterレートが特に悪い通貨
 (英ポンド、フィリピンペソ、マレーシアリンギット、カナダドル、タイバーツ)
●JCBかVISAの選択は、VISAが無難。JCBはギャンブル要素あり

では、この使い方を元に、通貨ごとに見てみましょう。

↓下の通貨名をクリックすると下の通貨ごとの解説に飛びます。

アメリカ米ドル ユーロ 台湾ドル 中国元 マレーシア・リンギット フィリピン・ペソ オーストラリアドル 韓国ウォン シンガポール・ドル イギリス・ポンド カナダ・ドル タイ・バーツ ベトナム・ドン 香港ドル インドネシア・ルピア

両替レート比較グラフの注意点

データは、それぞれ、VISA公式サイトマスターカード公式サイトJCB公式サイトから取ってきたデータを元に作成しています。(↑VISAが日本のサイトで公開になりました)

上乗せ率の計算は、例えば、円→ドルのレートと、ドル→円のレートを調べ、その中間値からの差を上乗せ率としています。それを1日ごとに比較。

(※マスターは前日のレートのまとめを当日レートとして公表している感じなので、比較のためにグラフでは、マスターのレートを1日遅らせて比較しています)

JCBレートの小数第3位以下のデータの取り方がわかりました!
上記のJCB公式サイトのデータは数値が途中で切り捨てられているのですが、こちらのJCB Base rateのページを使うと、JCBレートの細かい数字まで出せることが判明しました!

アメリカ(米ドル)でVISA/Master/JCB比較

米ドル(アメリカドル)のVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

アメリカの通貨ドルでは、レートの単純比較では、良い順にJCB、マスター、VISA。

でもJCBに対するマスター/VISAの差は、平均すると0.23%や0.24%と小さめなので、マスター/VISAでも十分良いです。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

ユーロでVISA/Master/JCB比較

ユーロのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

ヨーロッパの通貨ユーロでも、単純レート比較なら、お得な順に、JCB、マスター、VISA。

でもJCBに対するマスター/VISAの差は、平均すると0.01%や0.02%と非常に小さいので、マスター/VISAで十分です。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAを使う、というのがおすすめ。

台湾ドルでVISA/Master/JCB比較

台湾ドルのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

台湾ドルが使われる台湾では、レート単純比較なら、お得な順に、VISA、JCB、マスター。

でもJCBに対するマスター/VISAの差は小さいので、マスター/VISAでも十分です。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAを使う、というのがおすすめ。

中国元でVISA/Master/JCB比較

中国元(人民元)のVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

中国元(人民元)が使われる中国本土では、単純レート比較すると、マスター/VISA/JCBの3者のレートが、ほぼ同じ。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAを使う、というのがおすすめ。

マレーシア・リンギットでVISA/Master/JCB比較

マレーシア・リンギットのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

マレーシアの通貨リンギットのレートでも、単純レート比較なら、JCBが強さを見せ、1位。

注意したいのは、リンギットは、1位JCBが0.2%なのに対し、VISA/マスターが0.6%と0.4%も違いがあること。JCBだけが飛び抜けて良いレートの通貨です。

なので、使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが0.4%以上良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、その他の日は、JCBを使う、というのがおすすめ。

フィリピン・ペソでVISA/Master/JCB比較

フィリピン・ペソのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

フィリピンの通貨ペソの単純レート比較は、ハッキリしていて、1位JCB、2位VISA、3位マスターの順。

ペソでは3位のマスターカードだけがかなり悪いレートになっているので注意が必要。3位のマスターは、1位のJCBと0.45%多い手数料です。

なので、使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが0.5%以上良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、その他の日は、JCBを使う、というのがおすすめ。

JCBとVISAの差は、0.13%と少ないので、どちらでもいいでしょう。

オーストラリア豪ドルでVISA/Master/JCB比較

オーストラリア・ドル(豪ドル)のVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

オーストラリアの通貨「豪ドル」の単純レート比較では、1位JCB、同率2位でマスターとVISA。

でもJCBに対するマスター/VISAの差は、平均すると0.23%や0.24%と小さめなので、マスター/VISAでも十分良いです。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

韓国ウォンでVISA/Master/JCB比較

韓国ウォンのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

韓国の通貨ウォンの単純レート比較は、お得な順に、1位VISA、2位マスター、3位JCB。唯一、JCBがダメな場所が韓国です。ただし、3者のレート差は小さいですけどね。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAを使う、というのがおすすめ。

シンガポール・ドルでVISA/Master/JCB比較

シンガポール・ドルのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

シンガポール・ドルの単純レート比較は、1位JCB、2位マスター、3位VISA。

ただ、JCBに対するマスターの差は、平均すると0.3%くらいと大きくないので、マスターメインで良い感じです。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

イギリス・ポンドでVISA/Master/JCB比較

英ポンド(イギリス・ポンド)のVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

イギリス・ポンドは、他とは一番違う結果に。1位JCBと2位VISAが良く、3位マスターカードのレートがかなり悪いです。

マスターカードは、イギリスとフィリピンでだけ特に悪いので注意。これは覚えておきましょう。

なので、使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが0.6%以上良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、その他の日は、VISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

JCBとVISAの差は、0.2%と少ないので、どちらでもいいでしょう。

カナダ・ドルでVISA/Master/JCB比較

カナダ・ドルのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

カナダドルでの単純レート比較の順位は、ダントツ1位JCB、次に2位マスター、3位VISA。カナダドルもJCBに対してMaster/VISAの差が「0.40%」と大きいので、JCBが得になりやすい通貨。

なので、使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが0.4%以上良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、その他の日は、JCBを使う、というのがおすすめ。

タイ・バーツでVISA/Master/JCB比較

タイ・バーツのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

タイ・バーツの単純レート比較の順位は、JCBが1位で、同率2位でVISA/マスター。

タイ・バーツもJCBに対してのVISA/Masterの差が約0.4%と大きい通貨です。両替手数料が高いのもタイ・バーツの特徴で、VISA/マスターだと約0.8%も取られます。

なので、使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが0.4%以上良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、その他の日は、JCBを使う、というのがおすすめ。

ベトナム・ドンでVISA/Master/JCB比較

ベトナム・ドンのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

ベトナム・ドンの単純レート比較、結果は、1位JCB、2位VISA、3位マスター。

でもJCBに対するマスター/VISAの差は、平均すると0.28%や0.20%と大きくないなので、マスターメインでも十分良いです。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

香港ドルでVISA/Master/JCB比較

香港ドルのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

香港ドルは、VISA/JCB/マスター、3者の差がほとんどありません。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

インドネシア・ルピアでVISA/Master/JCB比較

インドネシア・ルピアのVISA/JCB/Mastercardの両替レート比較 2023年8月グラフ

インドネシア・ルピアは、以前は、小数点以下が小さすぎてJCBレートは判定不能でしたが、今回、算出方法を発見したので、初の結果になります。

単純レート比較の結果は、1位JCB、2位VISA、3位マスター。でもJCBに対するマスター/VISAの差は、平均すると0.21%や0.14%と小さめなので、マスターやVISAでも十分良いです。

使い方としては、ニュースなどの中間レートを見て、昨日のレートのほうが良い日(=マスターが得する日)ならマスターを使い、そうでないならVISAかJCBを使う、というのがおすすめ。

まとめ

今回のまとめです。

単純なレート比較だけなら↓こうなりますが、JCBが一番得なわけではありません。

2023年8月のMaster/JCB/VISAレート比較
JCBがお得。ほぼ全地域で損なし

なぜなら、実際には、↓こういうクセがあるから。

Mastercard/VISA/JCBのクセ
VISA/Master/JCBのクセ(傾向)
Master:「前日の公式レートが適用される」というお得なクセがある(例 8/10のATM引出しには8/9の公式レートが適用される)。なので、ニュースなどで昨日と今日の中間レートを比較し、昨日のレートのほうが良いなら、その日のカード利用は得になる。使う前に損得がわかるのが強み。

JCB:レートは良い。ただし、翌日のレートが適用される傾向が不安要素。翌日が良いレートなら得するが、翌日が悪いレートなら損をする。つまり、得か損かはギャンブル的。

VISA:レートは無難な感じ。リアルタイムレートに一番近く、1日の中でもレート変化あり。

クセをふまえると、結論としては、↓こうなる。

今回の結論
単純なレート比較ではJCBの圧勝だが、JCBを使えば必ず得なわけではない。Master/VISA/JCBのクセを考慮して、Masterをメインにして、VISA/JCBで補う形が一番おトク。

結論を踏まえ、得する使い方を考えると、↓こうなる。

VISA/Master/JCB 得する使い方
Masterで得する日はMasterを使う。(=ニュースで中間レートを見て、今日より昨日のレートが良い日)
●Masterで損する日はVISA/JCBを使う。
●最初からVISA/JCBを使うのもアリなのは、Masterレートが特に悪い通貨
 (英ポンド、フィリピンペソ、マレーシアリンギット、カナダドル、タイバーツ)
●JCBかVISAの選択は、VISAが無難。JCBはギャンブル要素あり

以上です。

マスターで一番おトクなカードは、手数料が最も少なく済む、↓このアコムのカード。

セディナより得!!アコムACマスターカード海外キャッシング(ATM引出し)のコツ。為替レート/返済方法など

セディナのマスターでもいいのですが、2024年12月以降、改悪の可能性が高いので、ご注意ください。

セディナ最新情報

セディナは2024年4月に三井住友カードに吸収されました。そして、システムが統合される2024年12月からは、セディナは「②カード会社の取る海外ATM手数料」と「⑤繰上返済(電話代&振込手数料)」の2つが有料になる可能性が高いです。。。セディナのみでやってきた方は、早めにアコムに切り替える準備をしたほうが良さそうです。