アコムACマスターカードの繰り上げ返済(ペイジー払い)の方法と注意点

アコムACマスターカードの繰り上げ返済の手順と注意点

お得に海外キャッシングができる「アコムACマスターカード」。

アコムACマスターカードでは、海外キャッシングをした場合は、必ず自分で返済操作が必要です。

操作方法は簡単です。慣れると3分もかからずに返済できます。

このページでは、そんなアコムACマスターカードのネットでの繰上返済の方法を解説します。

※2023年7月の返済時の動画を作りました↓

準備:繰り上げ返済とは

繰り上げて支払うことで利息を止めるのが繰上返済

海外キャッシングは、ATM引出し日の翌日から、1日ごとに、どんどん、どんどん利息が増えていきます。

一般のカードは年利が18%。365日で割ると1日0.05%です。例えば、外貨10万円分を海外ATM引出し(=海外キャッシング)すると、引出し翌日から毎日50円ずつ(=10万円×0.05%)が利息としてかかる、ということです。

なので、早く返済すれば利息は減ります。早めに返済し、利息を少なくするのが、繰り上げ返済です。

アコムACマスターカードでは、その繰り上げ返済が、ペイジー(Pay-easy)というシステムで、ネットで簡単にできます。公式サイトにログインして手続きするだけです。

ペイジー利用準備=ペイジー対応銀行に口座があればOK

pay-easy(ペイジー) ロゴ

アコムの繰り上げ返済をするのためには、ペイジー(Pay-easy)払い可能な銀行口座を準備しましょう。

ペイジーというのは、インターネットバンキングやATMで電子的に支払いを行なうシステム。銀行によってペイジー対応だったり、不対応だったりします。

ペイジー対応銀行に口座さえあれば、特に利用開始手続など無しで、ペイジー払いが使えるようになっています。

ちなみに、このペイジー払い口座ですが、引落し口座に設定する銀行である必要はありません。(アコムのカードは引落口座設定をしなくても使えますしね)

さらに言えば、本人名義の口座以外でも使えます。私は、個人名義のアコムACマスターカードで、ペイジー払いを法人口座から行ったこともあります。

アコムのペイジー対応銀行一覧

ペイジー返済が可能な銀行は、有名なところでは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、楽天銀行などがあります。その他、地方銀行や信用金庫でも可能です。(セディナで利用可能な、ゆうちょ銀行は、アコムでは不可)

アコムのペイジー対応銀行一覧はこちら(公式サイト)。私は、ジャパンネット銀行ですることが多いです。

ちなみに、↑これらの対応銀行が「海外からの操作に対応しているかどうか」というのは、銀行に質問しても回答してもらえないことが多いです。大体の回答は「使える保証はできません」という責任回避的なものでガッカリするだけです(苦笑)。

ちなみに、私が使った、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)、楽天銀行は、海外からでも繰上返済可能でした。

使う銀行のワンタイムパスワードやメール通知ができるようにしておく

銀行のワンタイムパスワード機械

これは、銀行によって違うのですが、ペイジー返済のときに、ワンタイムパスワードなどが必要な銀行が多いです。

海外から返済するつもりなら、ワンタイムパスワードの機械など、忘れずに準備して出かけましょう。

重要!ワンタイムパスワード受け取り準備のいろいろ
ワンタイムパスワード発行が、
●機械の場合は、機械を海外へ持っていく。
●アプリで発行の場合は、日本でダウンロードして試しておく。
●メールで届く場合は、海外でメール確認できるようにしておく(Gmail転送など)。
●SMS(ショートメッセージ)で届く場合は、海外で日本からのSMSが届くようにしておく。具体的には、利用しているスマホのSIMで海外ローミングできるようにしておく。

SMSで届く場合に必要な海外ローミングは、携帯キャリアやSIMによって不可能な場合があります。その場合は、メールなど、別の手段でワンタイムパスワードを受け取る方法がないか、検討しましょう。

では、いよいよ、繰上返済をしていきます。

アコム公式アプリからログイン

アコム公式アプリ

スマホで繰上返済できるように、↑このアコム公式アプリを入れておきましょう。

で、ログインします。

↓こちらがアプリからログインした直後の画面。
 一番下の「お金を返す」をタップして次に進みます。
アコムアプリのログイン直後の画面

↓「お金を返す」画面です。ペイジーで返済したいので、
 「インターネットで返す」をタップして次に進みます。
「お金を返す」画面から「インターネットで返す」を選択する

「インターネットで返す」をタップすると、アコム会員サイトに飛びます。

アコム会員サイト「インターネットで返す」から

↓アコム公式サイト内の「インターネットで返す」の画面です。
 「約定返済金額」は期日に返済するときの利息を含んだ金額。
 「残債務合計」は海外ATM引出しした分だけの利息を含まない金額。
 確認したら、「次へ」をタップします。
アコム公式サイト「インターネットで返す」画面

↓返済金額を入力する画面。
 ①返済する金額を入力し、
 ②「次へ」を押して次に進みます。
 ※返済金額は選べます。全額じゃなくても構いません。
アコム公式サイト「インターネットで返す」画面で金額を記入して次に進む

↓返済内容の最終確認画面。
 返済内容の確認後、「次へ」を押して進みます。
アコム公式サイト「インターネットで返す」の確認画面

↓返済内容の確定画面。
 アコム会員サイトでの手続きは終わりました。
 「金融機関でお手続きを進める」をタップすると、
 次は、ペイジーのサイトに移ります。
アコム公式サイトで手続き完了画面

↓ペイジーのサイトに移っていきます。

ペイジーサイト(三菱UFJファクターのサイト)で

↓ペイジーサイトです。かなり細長いページです。内容を確認して、一番下のピンクの「同意する(金融機関選択へ)」をタップ。

↓金融機関を選択します。「ネット銀行」の中は楽天銀行しかなく、一瞬驚きました。でも、私のジャパンネット銀行は「他金融機関」の「銀行」の中にありました(笑)。

↓「銀行」の中の、五十音の「シ」に発見、ジャパンネット銀行です。

↓返済内容の確認画面です。確認して、下のピンクの「支払いする(金融機関サイトへ)」をタップ。

↓ペイジーサイトの最後の画面です。「移動する」を押して、銀行のログイン画面へ。

銀行サイトで

↓銀行のログイン画面に来ました。「ペイジー」と書いてあります。ペイジー専用のログイン画面なんですね。ログインします。

ログインすると、アコムサイトで設定した金額をペイジーで振り込む確認画面になります。ワンタイムパスワードなどを入れて、承認します。

↓承認すると、これで繰上返済操作完了です。

以上です。

私も、画面を撮影しながら返済操作して4分ほどでしたので、実際は3分かからないで操作完了できると思います。

簡単ですので、すぐに使いこなせるようになると思いますよ。

海外キャッシングでお得なアコムACマスターカード。メリット・デメリットなどは、↓こちらの記事にまとめています。

セディナより得!!アコムACマスターカード海外キャッシング(ATM引出し)のコツ。為替レート/返済方法など