「LINE Pay外貨両替」という両替サービス、実は、私自身は、以前にチラッと手数料を見て「高いわ、コレ」と思ってスルーしていたんです。
でも、改めてネットで検索してみると、「LINE Pay外貨両替はお得!」「キャンペーンもあって更にお得」みたいな記事も目につく。
さらには「LINEpay韓国ATM両替」という別の両替サービスもあり、こっちが実はお得!という記事も発見。
本当にLINEの外貨両替サービスはお得なのか???
この記事でハッキリさせたいと思います。
※残念ながら「韓国ATM両替」は2020年3月より「一時中止」となり、2020年11月に「サービス終了が決定」されてしまいました。残念です……。
- 1 まず結論から
- 2 LINE Pay外貨両替とは。使い方の流れ
- 3 LINE Pay外貨両替の手数料半額・送料無料キャンペーンは本当にトクなのか?
- 4 LINE Pay外貨両替の手数料は2つ。レート上乗せと送料
- 5 レートに含まれる両替手数料は、韓国ウォンだけ良い
- 6 送料
- 7 [検証]手数料半額・送料無料キャンペーンはお得か?⇒期待ハズレ
- 8 配送は、いつ届く?日数は?⇒当日受取は不可
- 9 空港受取は営業時間と場所に注意
- 10 その他の注意点
- 11 LINEpay外貨両替を使う前の準備(銀行口座の登録)
- 12 LINEpay外貨両替のまとめ
- 13 LINEpay韓国ATM両替とは【手数料0.7〜12%】
- 14 まとめ
まず結論から
先に結論を書いておきます。
↓この2つは、全く別のサービスです。
●LINE Pay外貨両替:
日本(のイマイチな)レートでの11通貨両替。
「日本で韓国ウォンを受取りたい人向けのサービス」としては良い
●LINEpay韓国ATM両替:
現地レベルの良いレートの韓国ウォン両替。
でも「現地で韓国ウォンを受取るサービス」としては他と比較するとイマイチ
※残念ながら「韓国ATM両替」は2020年3月より「一時中止」となり、2020年11月に「サービス終了が決定」されてしまいました。残念です……。
LINE Pay外貨両替とLINEpay韓国ATM両替の違い
LINE Pay外貨両替とLINEpay韓国ATM両替の特徴を、違いがわかりやすいように箇条書きにしておきます。
利用方法
①LINEで外貨両替を申込み
②LINE Payで支払いをして
③日本の空港や自宅/勤務先で外貨を受け取る
特徴
●11通貨で外貨両替可能(円から外貨のみ)
●レートは韓国ウォン以外悪い(日本レベル)
●韓国ウォン両替なら【手数料率3〜9%】
●受け取り方法によって手数料を減らせる
●日本出発前に両替申込が必須
利用方法
①LINEで外貨両替を申込み
②LINE Payにチャージ(お金を入れておく)
③韓国現地の新韓銀行ATMで外貨を引き出す
特徴
●両替できるのは韓国ウォンのみ
●レートは良い(韓国現地レベル)
●韓国ウォン両替で【手数料率0.7〜12%】
●引き出し金額が少ないと手数料率は増える
●新韓銀行ATMさえあれば韓国国内どこでもOK
●24時間受取可能
●韓国に来たあとでも両替可能
それぞれ、結論をズバッと書いてしまうと、↓こうです。
[結論]LINE Pay外貨両替のお得な点と、向いている人
LINE Pay外貨両替は、11通貨を外貨両替できる、
サービス。11通貨で使えるのですが、
【総手数料率3〜9%】。その他の通貨のレートは悪く、日本の空港での両替と同レベルか、それ以下です。そして、韓国ウォンのレートも、日本での両替としては良いレートですが、現地の両替レートと比較すると、そこまで良いわけではありません。
なので、向いている人は、↓こういう人です。
●何か事情があって「どうしても日本で韓国ウォンを手に入れておきたい」という人で、羽田/福岡空港/福岡港のSBJ銀行で受け取りができる人。これなら【総手数料率3%】で済む。(注意:営業時間内に行かないと受取りできないことに注意。営業時間はこちら)
●「送料無料キャンペーン」中に両替する人。=自宅/勤務先/成田/関西空港で受け取りでも【総手数料率3%】で済む。(注意:成田・関空も郵便局の営業時間内に行かないと受取りできないことに注意。営業時間はこちら)
●さらに「手数料半額キャンペーン」中に両替する人=【総手数料率1.5%】で済む。
●ただし、↑この「手数料1.5%」も現地両替よりは損。それを理解している人
※LINEpay外貨両替について、(詳しくは下で解説しています。
[結論]LINEpay韓国ATM両替のお得な点と、向いている人
LINEpay韓国ATM両替は、
サービス。新韓銀行ATMは、 ので、いつでもどこでも外貨両替ができるという点では便利です。ただ、日本より両替レートは良いものの、他の両替手段と比較して、特別良いわけではなく、【総手数料率0.7〜12%】。(両替金額が多いほど手数料率は下がります)
他のお得な両替手段、例えば、
①明洞や南大門の格安両替所、
②セディナカードでの海外キャッシング、
③銀行でのクーポン利用での両替
などに、手数料で全て負けるので、それらの手段が使えない人向きと言えます。
●明洞や南大門の格安両替所【手数料0.1〜1%】
●現地銀行で割引クーポン利用で両替【手数料0.5%】
●アコムACマスターでATM引き出し【手数料0.7〜1.5%】
●セディナカードでATM引き出し【手数料0.4〜0.6%】
なので、LINEpay韓国ATM両替に向いている人は、↓こういう人です。
●セディナやアコムACマスターなど海外キャッシングでお得なカードを持っていない人
●明洞や南大門の格安両替所に行きたくない人
●格安両替所が開いていない時間に両替したい人
●銀行窓口が開いていない時間に両替したい人
●1回のATM引き出しで30万ウォン(約3万円)以上を両替する人
※残念ながら「韓国ATM両替」は2020年3月より「一時中止」となり、2020年11月に「サービス終了が決定」されてしまいました。残念です……。
※INEpay韓国ATM両替について、(詳しくは下で解説しています。
とりあえずの結論は以上。
では、2つのサービスを、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。
LINE Pay外貨両替とは。使い方の流れ
LINEpay外貨両替は、LINEの電子マネーサービス「LINE Pay」と、韓国系の銀行であるSBJ銀行(=新韓銀行の日本支店)が協力して提供している外貨両替サービスです。
サービスの流れ
①LINEで外貨両替を申込み、
②LINE Payで支払い*をして、
③空港や自宅/勤務先で外貨を受け取る、
という流れです。
*②の支払いは、ネットバンキングのPay-easy(ペイジー)でも可能です。
11通貨で外貨両替が可能
両替可能な通貨は、韓国ウォン、米ドル、中国人民元、ユーロ、英ポンド、香港ドル、台湾ドル、タイバーツ、ベトナムドン、シンガポールドル、オーストラリアドル。
これだけありますから、もちろん、お得な通貨と損な通貨があります。くわしくは、すぐ下の「LINEpay外貨両替レート」の部分で解説します。
受取場所は8種類から選択。セントレアは不可
外貨の受取場所は、↓下記の8種類から選択です。
●羽田空港(国際線)SBJ銀行両替所(出国後エリア)
●羽田空港(国内線)SBJ銀行両替所
●福岡空港(国際線)SBJ銀行両替所
●博多港(国際港)SBJ銀行両替所
●成田空港第1ターミナル郵便局
●成田空港第2ターミナル郵便局
●関西空港郵便局
●自宅/勤務先
↑ここにない空港、例えば、中部空港セントレアや新千歳空港などではLINE Pay外貨両替の外貨受取はできません。
円から外貨への両替のみ
LINE Pay外貨両替は、
しか対応していません。逆はダメなので、注意してください。限度額は1回10万円以下
LINEpay外貨両替には、金額制限があります。1回10万円以下、1ヶ月30万円以下です。
LINE Pay外貨両替の手数料半額・送料無料キャンペーンは本当にトクなのか?
LINE Pay外貨両替は、「手数料半額・送料無料キャンペーン」がときどき行われています。このキャンペーンを見て「すごくお得!」と紹介しているブログ記事、ありますよね。
でも、ちょっと待ってください。
おトクそうに見えますが、「両替が半額でできる」のなら、かなりお得ですが、「手数料が半額」なだけですからね。お得だと言っている人たちは、そもそも「手数料」がいくらだとお得なのか知って言っているのでしょうか?
「送料」なんて、もともと無料の場合もあるはずです。
これは本当におトクかどうか検証が必要です。
答えは下に書きますので、↓まずは、手数料と送料を見てみましょう。
LINE Pay外貨両替の手数料は2つ。レート上乗せと送料
LINE Pay外貨両替の手数料は、公式サイトに↓こう書かれています。
Q LINE Payでの手数料は発生しますか。
A 手数料は、外国紙幣ご購入時の為替レートに含まれています。また、宅配サービスのご利用の際には、ご両替金額によって配送料が発生いたします。
つまり、LINE Pay外貨両替の手数料は、↓この2つということ。
●両替レートへの上乗せ(=両替手数料)
●送料
両替手数料と送料、それぞれ見ていきましょう。
レートに含まれる両替手数料は、韓国ウォンだけ良い
LINE Pay外貨両替のレートは、上乗せする手数料が↓こう決まっています。(LINEpay公式サイト&電話問い合わせから)
●韓国ウォン 両替額の3%
●1米ドルあたり3円
●1中国人民元当たり1.65円
●1ユーロ当たり4円
●1英ポンド当たり10.28円
●1オーストラリアドル当たり8.63円
●1シンガポールドル当たり6.39円
●1香港ドル当たり2.35円
●1台湾ドル当たり0.476円
●1タイバーツ当たり0.403円
●1ベトナムドン当たり0.001円
↑でも、これだと、どの通貨が損で、どの通貨がトクか、わかりづらいですよね。手数料率に計算し直してみます。↓こうなります。
●韓国ウォン 3%
●米ドル 2.8%
●中国元 10.6%
●ユーロ 3.4%
●英ポンド 7.9%
●オーストラリアドル 11.8%
●シンガポールドル 8.2%
●香港ドル 17.1%
●台湾ドル 13.9%
●タイバーツ 11.6%
●ベトナムドン 21.7%
※手数料率なので少ないほどお得です。
(2019年8月2日のレートで計算)
↑これでもわかりづらいですよね(苦笑)。さらに、わかりやすく、日本の空港(成田/中部/関西)での外貨両替の平均値と比較したものが、↓こちらです。
LINE Pay外貨両替と日本の空港両替の手数料比較
※前がLINEpay、後ろが日本の空港平均
●韓国ウォン 3% ⇔空港は17.2%
●米ドル 2.8% ⇔空港は2.4%
●中国元 10.6% ⇔空港は10.4%
●ユーロ 3.4% ⇔空港は3.0%
●英ポンド 7.9% ⇔空港は7.5%
●オーストラリアドル 11.8% ⇔空港は11.6%
●シンガポールドル 8.2% ⇔空港は6.6%
●香港ドル 17.1% ⇔空港は16.3%
●台湾ドル 11.6% ⇔空港は12.6%
●タイバーツ 13.9% ⇔空港は13.1%
●ベトナムドン 21.7% ⇔空港は16.2%
↑なんと、LINE Pay外貨両替、韓国ウォン以外は空港両替に全敗。このことから、LINE Pay外貨両替は韓国ウォン以外で使っちゃダメだということがわかります。
でも、韓国ウォンの両替レートの良さは光りますね。さすが、SBJ銀行、韓国系の銀行です。
送料
送料無料なのは羽田空港か福岡空港/博多港
LINEpay外貨両替の受取は、上でも書きましたが、↓このように受取場所を8種類から選べます。
●羽田空港(国際線)SBJ銀行両替所
●羽田空港(国内線)SBJ銀行両替所
●福岡空港(国際線)SBJ銀行両替所
●博多港(国際港)SBJ銀行両替所
●成田空港第1ターミナル郵便局
●成田空港第2ターミナル郵便局
●関西空港郵便局
●自宅/勤務先
送料は、場所によって変わります。
上4つは送料無料(外貨の在庫があり送金の必要がないので)。
下4つはSBJ銀行ではないので送料がかかります。
送料有料は成田空港/関西空港/自宅/勤務先【手数料1〜2%上乗せ】
成田空港、関西空港、自宅/勤務先での外貨受け取りは送料が有料です。送料は、両替額によって変わります。↓こうです。
●3万円未満600円 (=手数料率に約2%上乗せ)
●3万円以上300円 (=手数料率に約1%上乗せ)
●5万円以上無料
[検証]手数料半額・送料無料キャンペーンはお得か?⇒期待ハズレ
さあ、これで、手数料と送料がわかりました。
では、いよいよ「手数料半額・送料無料キャンペーンはお得か?」を検証してみます。
LINE Pay外貨両替を、一番お得な韓国ウォンで使った場合の手数料(送料を含む)は、↓こうです。
(キャンペーンがない時)
手数料
●韓国ウォンは、両替金額の3%
送料
●3万円未満600円 (=手数料率に約2%上乗せ)
●3万円以上300円 (=手数料率に約1%上乗せ)
●5万円以上無料
↑これに、手数料半額・送料無料キャンペーンを適用したとすると、↓こうなりますね。
(キャンペーン中)
手数料
●韓国ウォンは、両替金額の3%→
送料
●3万円未満600円 (=手数料率に約2%上乗せ)→
●3万円以上300円 (=手数料率に約1%上乗せ)→
●5万円以上無料
→キャンペーン中は、
で、比較してみましょう。↓こちらは、韓国ウォン両替の手段の中で、もっともお得なものです。LINE Pay外貨両替の【1.5%】と比較してみてください。
●明洞や南大門の格安両替所【手数料0.1〜1%】
●現地銀行で割引クーポン利用で両替【手数料0.5%】
●アコムACマスターでATM引き出し【手数料0.7〜1.5%】
●セディナカードでATM引き出し【手数料0.4〜0.6%】
LINE Pay外貨両替【手数料1.5%】の全敗ですね。LINE Pay外貨両替は、そこまでお得な両替手段ではない、ということがわかります。
ただし、↑これらのお得な両替手段はどれも、韓国現地での両替です。日本で韓国ウォンをもらっておきたいときには使えません。
なので、
ということですね。配送は、いつ届く?日数は?⇒当日受取は不可
外貨配送の必要日数に関しては、受取り場所によって違います。残念ながら、どこの受取りにしても、当日受取は不可です。
空港のSBJ銀行(羽田空港/福岡空港/博多港)は、最短で翌4日目の受取り
空港にSBJ銀行の両替所がある、羽田空港、福岡空港、博多港なら、受取可能日は、最短で、申込日の翌4日目受取り。
↓実際に8月1日(木)の夜に見てみたところ、受取日は8月5日(月)以降しか選べませんでした。
成田空港/関西空港の郵便局は、最短で翌4営業日の受取り
空港内にSBJ銀行がない、成田空港、関西空港の場合は、受取可能日は、最短、申込日の翌4営業日受取りです。
「営業日」であることに注意してください。土日祝は休みなので、連休などがあると、受取りはかなり後になります。
↓実際に8月1日(木)の夜に見てみたところ、受取日は8/7(水)以降しか選べませんでした。
注意!自宅/勤務先宅配は届け日指定不可
自宅/勤務先への宅配は、意外に不便で、届け日指定不可です。公式サイトでも「配送日数は地域によって異なる」と書いてあるだけ。
「結構早く届いた」などと書いているブログ記事もありましたが、必要日数は送り先の場所によるようです。なので、ブログ記事そのままの期待は、ちょっとできないですね。
余裕を持って申込みをしないと、出発までに届かないこともありえるので、早めに申し込みをしましょう。
空港受取は営業時間と場所に注意
空港や博多港で受け取る場合は、SBJ銀行や郵便局が開いている時間に行かないと受取りできないことに注意。営業時間は、↓下記のとおりです。
●羽田空港(国際線)SBJ銀行両替所 年中無休24時間(出国後エリア)
●羽田空港(国内線)SBJ銀行両替所 年中無休9:00-19:00
●福岡空港(国際線)SBJ銀行両替所 年中無休7:45-20:00
●博多港(国際港)SBJ銀行両替所 年中無休7:30-15:30(3-9月)、7:30-14:30(10-2月)
●成田空港第1ターミナル郵便局 年中無休8:30-20:00
●成田空港第2ターミナル郵便局 年中無休8:30-20:00
●関西空港郵便局(第1ターミナル2階) 年中無休9:00-17:00
また、羽田空港の国際線のSBJ銀行は、出国後エリアにあり、気軽に行き来できる場所ではないことも注意。でも、羽田には国内線にもSBJ銀行があるので、うまく使い分ければ大丈夫ですね。
その他の注意点
LINE Pay外貨両替の、その他の注意点も、まとめておきます。
LINE Pay外貨両替にクレジットカード支払いはできない
LINE Pay外貨両替にクレジットカード支払いはできません。支払いはチャージしてあるLINE Payか、Pay-easy(ペイジー)払いのみとなります。
外貨を受け取れるのは本人のみ
空港受取でも、自宅/職場への宅配でも、原則、外貨の受け取りがてきるのは、本人だけです。家族でも受け取りができないので、注意してください。
空港での受取時は、申込時に発行されたバーコード、もしくは、身分証(パスポートか免許証)が必要です。
LINE Pay外貨両替で、LINEポイントはつかない
残念ながら、LINE Pay外貨両替で両替をしても、LINEのポイントはもらえません。これは、↓次に解説する、LINEpay韓国ATM両替でも同じです。
LINEpay外貨両替を使う前の準備(銀行口座の登録)
LINE Payの中に電子マネーは↓この2種類があり、
●LINE Cash:商品の支払いのみ可能
●LINE Money:商品の支払、友人への送金、引き出しも可能
↑LINEpay外貨両替で外貨を買うためには、後者の「LINE Money」が必要。
何も登録していないと最初は皆、LINE Cashしか使えないのですが、銀行口座登録を登録することで、LINE CashがLINE Moneyに切り替わります。
銀行口座登録は、↓ここからできます。
LINE Payメニューの[チャージ] > [銀行口座]をタップ
LINEpay外貨両替のまとめ
LINEpay外貨両替の特徴をまとめておきます。
●日本で韓国ウォンを受け取っておきたい人向けのサービス
●日本で韓国ウォン受取りなのでレートは現地両替より悪い
●11通貨両替可能で、通貨によって手数料が違う
●韓国ウォン両替なら、まあアリ【手数料率3〜9%】
●他の10通貨は日本の空港の両替レートに勝てない
●キャンペーン中なら韓国ウォンで【手数料1.5%】が可能
●使うなら羽田/福岡空港/福岡港のSBJ銀行受取り。送料無料で早い。
(当日受取不可。最短、申込の翌4日目受取り)
●自宅/勤務先/成田/関西空港で受取りは送料有料で遅い。
(最短、申込の翌4営業日受取り。連休に注意)
LINEpay韓国ATM両替とは【手数料0.7〜12%】
では、次に、LINEpay韓国ATM両替のほうを見ていきましょう。
※残念ながら「韓国ATM両替」は2020年3月より「一時中止」となり、2020年11月に「サービス終了が決定」されてしまいました。残念です……。
↑LINE Payの画面の下のほうに、LINE Pay外貨両替とは別に、もう一つの外貨両替サービスである「LINEpay韓国ATM両替」があります。
上にも少し書きましたが、特徴は、↓こんな感じ。
●両替できるのは韓国ウォンのみ
●レートは良い(韓国現地レベル)
●韓国ウォン両替で【手数料率0.7〜12%】
●引き出し金額が少ないと手数料率は増える
●新韓銀行ATMさえあれば韓国国内どこでもOK
●24時間受取可能
●韓国に来たあとでも両替可能
サービスの流れ
①LINEで外貨両替を申込み
②LINE Payにチャージ(お金を入れておく)
③韓国現地の新韓銀行ATMで外貨を引き出す
という流れです。
①の申し込みの段階で、両替金額を決めなくてよく、③のATM引き出しの段階で、好きな金額を引き出すことができます(引き出し上限は100万ウォン=約10万円)。
LINEpay韓国ATM両替の手数料は、両替金額が多いほど少なくなる
LINEpay韓国ATM両替は、2つの手数料がかかります。↓この2つです。
①両替レートへの上乗せ 約0.6%
②ATM手数料 110円(税込)
↑①の両替レートは、現地韓国の銀行レートと比較しても、かなり良いレベル。ですが、1回の引き出しごとに、金額に関わらず110円(税込)のATM手数料を取ります。
てすので、LINEpay韓国ATM両替では、ATM引き出し金額が少ないと損になる、ということです。
少額の場合と、ATM引き出し上限の場合では、手数料率で見ると、↓こんなに違いが出ます。
●引き出し1万ウォン⇒【手数料率12%】
●引き出し30万ウォン⇒【手数料率1%】
●引き出し100万ウォン⇒【手数料率0.7%】
↓こちらは、韓国ウォン両替の手段の中で、もっともお得なものです。LINE Pay韓国ATM両替の【0.7%〜12%】と比較してみてください。
●明洞や南大門の格安両替所【手数料0.1〜1%】
●現地銀行で割引クーポン利用で両替【手数料0.5%】
●アコムACマスターでATM引き出し【手数料0.7〜1.5%】
●セディナカードでATM引き出し【手数料0.4〜0.6%】
↑これを見ると、「1%」がお得かどうかの基準と言えます。
その「1%」を超えると損になると考えると、
と言えます。LINEpay韓国ATM両替の操作
現地の新韓銀行のATMは、日本語も表示できるので、操作はそんなに難しくありません。使った時の動画を載せておきます。
まとめ
最後に、もう一度、ポイントをまとめておきます。
LINEpay外貨両替と、LINEpay韓国ATM両替の2つを分けて、まとめておきます。
●日本で韓国ウォンを受け取っておきたい人向けのサービス
●日本で韓国ウォン受取りなのでレートは現地両替より悪い
●11通貨両替可能で、通貨によって手数料が違う
●韓国ウォン両替なら、まあアリ【手数料率3〜9%】
●他の10通貨は日本の空港の両替レートに勝てない
●キャンペーン中なら韓国ウォンで【手数料1.5%】が可能
●使うなら羽田/福岡空港/福岡港のSBJ銀行受取り。送料無料で早い。
(当日受取不可。最短、申込の翌4日目受取り)
●自宅/勤務先/成田/関西空港で受取りは送料有料で遅い。
(最短、申込の翌4営業日受取り。連休に注意)
●結論「日本での韓国ウォン両替ならお得な方法」
●韓国の新韓銀行ATMで韓国ウォンを受け取るサービス
●韓国ウォン両替のみ
●レートは良い(韓国現地レベル)
●毎回ATM手数料110円(税込)がかかる
●両替金額が多いほど手数料率は下がる【手数料率0.7〜12%】
●新韓銀行ATMさえあれば韓国国内どこでもOK
●24時間受取可能
●韓国に来たあとでも両替可能
●結論「1回のATM引出しで30万ウォン(約3万円)以上を両替するなら使う価値がある方法」
※残念ながら「韓国ATM両替」は2020年3月より「一時中止」となり、2020年11月に「サービス終了が決定」されてしまいました。残念です……。
でも、韓国ウォンの両替手段としては、結局は↓これらの両替手段に負けてしまうので、「↓これらの方法が使えない状況なら使う価値がある方法」というのが結論です。
●明洞や南大門の格安両替所【手数料0.1〜1%】
●現地銀行で割引クーポン利用で両替【手数料0.5%】
●アコムACマスターでATM引き出し【手数料0.7〜1.5%】
●セディナカードでATM引き出し【手数料0.4〜0.6%】
以上です。
この記事がお役に立つと幸いです!