プルルルルルル…
突然、見慣れない番号から、電話。
「はい、のむてつ、です」
「こちら、●●●というクレジットカード会社の者ですが、のむてつさんのカードで、今月2015年5月に、楽天、アマゾンなどで数万円の利用も含め、4回の購入があるのですが、利用された覚えはありますか?」
「え?利用した覚えなんて、ないです!そのカードは、今は全然使っていないので、それ、僕の利用じゃないです!!」
先日(2015年5月)、恥ずかしながら、クレジットカードで不正利用に遭ったんです。
使われた額、約10万円。
今回は、この電話で、カードを止め、番号の違うカードを新規発行してもらい、不正利用の購入も、私のものではない、ということで、支払い不要、ということにしてもらえました。
これがデビットカードだと、どうなるか?
今回、私は、不正利用に遭ったものの、クレジットカード会社の判断で となりました。
じゃあ、これが、
利用されたと同時に、銀行口座から引き出されてしまう、銀行系VISAデビットカードやプリペイドカード(マネパカードなど)だと、どうなるのでしょうか?
不安に思い、問合せてみました。
ジャパンネット銀行VISAデビットの場合
ジャパンネット銀行に問合せてみたところ、次のような回答でした。
しかし、返金までには、まず警察へ被害届を出す必要があり、その後、銀行で調査、
そして不正利用が認められれば、晴れて、返金となります。
調査には、大体1、2ヶ月。長いと3、4ヶ月かかります。
クレジットカードとは違い、警察に届けないといけない、というのは、一手間ですね。
また、返金まで長いと3ヶ月以上かかるというのも結構イタイです。
楽天銀行VISAデビットの場合
楽天VISAデビットカードに関しては、
↓こちらのブログで、不正利用に遭った方が、詳細を書いておられます。
http://merryslip.blog.fc2.com/blog-entry-431.html
ほんと、災難です。
最終的にお金が戻るまで、2ヶ月かかっています。
被害に遭ったのが学生さんで、お金が戻るまで金欠で苦労されていたようです。
そりゃ使われたのが大金だったら、生活もしんどくなりますよね。
ソニー銀行 SonyBank WALLETの場合
ソニー銀行の回答は、↓こうでした。
一般的に、デビットカードの場合は、不正利用発覚時点で、引き落としがされてしまっています。被害に遭っているので、警察に被害届を出すのが普通です。
不正利用の申請手続きは、カードの保管状態、パスワードの管理状況などを書面でアンケートに答える形です。そのアンケートを見て、総合的に判断し、補償を出すか判断させていただきます。
即判断はできないので、時間がかかります。ケースによって異なるので、どれくらいの時間でお金を戻せるか、というのはお答えできません。
どれくらいでお金を戻してくれるのかは答えてくれませんでしたが、ソニー銀行でも時間はかかりそうですね。
スルガ銀行VISAデビットの場合
スルガ銀行の回答は、↓こう。
不正利用に気づいた時点で、「利用の覚えがない引落がある」と電話してください。
すると、書類が郵送されるので、それに沿って手続きをしてください。
返金までにかかる時間は、ケースにもよるのですが、
大体のケースでは、お金が戻ってくるまでに、1、2週間くらいです。
ジャパンネット銀行とは違い、警察に行かなくていいというのは助かりますね。
また、1、2週間でお金が戻ってくるというのも助かります。
スルガ銀行、なかなか良いですね!
マネパカードの場合
FX会社、マネーパートナーズが発行する、
為替手数料でお得な、マネパカードも気になったので調査。
マネパカードの回答は、
やはり、その点は、クレジットカードさんよりは不利になってしまいます。
あくまで、マネパカードはプリペイドカードですので、
入れた額以上を不正利用されることはないので。。。(モゴモゴモゴ)
この回答には、ビックリ!(@_@;)
まるで「金を盗られたくなかったら、カードに大金を入れるな!」
とも言わんばかりの回答。う〜〜む。
※2015/12/04追記
実際にマネパカードで不正利用に遭った方がコメントをくださいました(下のコメント欄)。やはり実際の不正利用時の対応、マネパカードは冷たい感じです。。。
まとめ
結論としては、
不正利用に遭うと、手続きも面倒で、返金まで時間もかかる」
という感じでした。
返金まで時間がかかるのは、ちょっとイタいですよね。
しかも、それが最悪、3、4ヶ月後になる可能性がある。
10万円以上のお金が、3、4ヶ月先にしか戻ってこないのは、ツライです(涙)。
クレジットカードだったら、カード会社でストップしてもらえば、
自分の銀行口座のお金は減りません。
ということなので、
です。
デビットカードを利用するという方は、
不正利用に遭わないよう、クレカ以上に注意するようにしてください!