外貨宅配サービス比較。両替レート/手数料を通貨ごとに

外貨宅配は、インターネットや電話で注文した外貨を自宅などに届けてくれるサービスです。

日本にいるうちに外貨を手に入れておきたいなら、外貨宅配は便利な手段。ですが、レート&手数料は少し高めなのも事実。どう使うべきなのでしょうか?

この記事では、外貨宅配に対する↓このような疑問、

●外貨宅配の長所って?/(メリット/デメリット)
●業者はどうやって選べばいいの?
●おすすめの外貨宅配業者ってどこ?
●通貨によってお得な外貨宅配業者は違うの?
●他の両替方法と比較してお得なの?

などについて答えていきたいと思います。

目次

外貨宅配の使い方

外貨宅配の流れ

外貨宅配は、基本的には、↓このような流れで外貨を送ってもらうサービスです。

外貨宅配サービスの流れ

振込の場合
①HPでレートを確認後インターネットから申込み
②業者の銀行口座にお金を銀行振込する*
③業者が着金確認後、外貨が郵送される
*JTBだけカード払い可。でもレートが高い(涙)

 or

代引の場合*
①HPでレートを確認後インターネットから代引きで申込み
②外貨が郵送される
③配達員の人に代金を支払って受け取り
*代引きに対応していない業者もあります

外貨宅配のメリット/デメリット

では、次に外貨宅配のメリットとデメリットを見ていきましょう。

外貨宅配のメリット

外貨宅配の主なメリットは、↓この3点。

インターネットで24時間申込可能で全国どこでも届く

外貨宅配はインターネットで申込みができ、店の営業時間を気にする必要がありません。店舗まで行く必要がないので、手間と交通費がかからないのもメリットです。

(ただし、「申込みができる」というだけで、即発送されるわけではないことには注意)

外貨が日本にいるうちに手に入る

お得さで言うと、外貨両替はトータルでの手数料が高く、現地での両替や、現地ATM引き出しには負けてしまいます。

ただ、「日本にいるうちに外貨を手に入れたい」という人には、↓次に書くように、外貨宅配は一番お得な手段となります。

両替レート&両替手数料は日本の両替店よりは安い傾向

外貨宅配の両替レート(=両替手数料が含まれている)は、業者のホームページを見ると確認できます。お得さは、業者によって、また、通貨によって違いますが、お得な業者を選べば、店舗や空港での両替よりもお得に外貨両替することが可能です。

ポイントは「お得な業者を選べば」という部分。手数料の高い損な業者もあるので注意は必要です。どの通貨はどの業者がお得なのか、という点については、下で詳しく解説します。

外貨宅配のデメリット

外貨宅配のデメリットは↓このような点です。

お得さは現地両替やクレカでの海外ATM引き出しに負ける

外貨宅配のトータルの手数料率は、良心的な業者を選んだ場合、

●手数料が安い通貨で、約2〜4%
●手数料が高い通貨で、約6〜13%

くらいです。

一方、例えば海外ATM引き出しなら、お得なカードを選ぶと、

●約0.1〜1%

の手数料率です。

なので、海外旅行前に、日本で外貨を手に入れておきたい人も、外貨宅配と現地ATM引き出しを併用して使い分けるのがオススメです。

海外ATM引き出しもカードによってお得さが違います。今一番お得なカードは、↓こちらの記事で解説しています。

セディナより得!!アコムACマスターカード海外キャッシング(ATM引出し)のコツ。為替レート/返済方法など

申込み翌日に受け取るなどは難しい

外貨宅配は受け取りまで時間がかかる

外貨宅配は急ぎのときには向きません。ネットで24時間申し込めるものの、外貨がすぐに発送されるとは限らないからです。

まず、銀行振込の着金が遅ければ外貨の発送も遅くなります。そして、「即日発送」と書いてあっても、実は、朝に銀行振込があっても1日分の発送をまとめて夜に行う業者もあります。これ、現実には翌日発送ですよね。

急ぎで外貨宅配を使うときのコツ

どうしても急ぎで外貨宅配を使う必要がある場合、↓このような工夫をしましょう。

●速達や代引きが選べる業者を選ぶ
(代引きは振込の着金確認なしに発送してもらえるので到着が早い)

●配送を「郵便局留め」にする。
(配送を地域の大きい郵便局への「郵便局留め」にして自分で取りに行けば、配達時間を短縮できる)

外貨の金種(=お札の種類)は指定できない業者が多い

外貨宅配では、基本的には、外貨の金種(=お札の種類)を指定することができない業者が多いです。

送料と振込手数料がかかる

外貨宅配は、両替手数料の他に、送料と振込手数料がかかります。

「送料無料」と言っている業者は、レートに送料分が上乗せされているだけで同じです。

送料に関しては、銀行や両替所で両替するときは交通費がかかるので、しかたないとも言えます。

HPの表示レートが良い業者がお得とは限らない

上に書きましたが、外貨宅配には隠れた手数料があります。

そして、業者のホームページ上のレートは、ある業者は送料や代引き手数料などが込みなのに、別の業者では手数料は別だったりして、非常に比較しづらくなっているので注意が必要です。

この記事では、すべての手数料を込みにした場合の比較を、↓下で解説しています。

おすすめの外貨宅配業者の探し方

主な外貨宅配業者は、↓こんな感じ。(2020年1月24日現在)

●JTB外貨両替
●GPA宅配
●新生銀行
●外貨両替ドルユーロ
●インターバンク
●マネーバンク
●トラベレックス:2019年12月31日ウイルス発見で停止中
●ゆうちょ外貨宅配:2019年9月30日終了
●三井住友銀行:トラベレックスに取次ぐだけ
●イオン銀行外貨宅配:2019年4月1日終了
●大黒屋外貨宅配:2019年7月31日終了

では、これら業者をどう選ぶべきなのでしょうか?

「安さ」はもちろん最重要。そして、小さな会社もあるので「安全性」も気になります。あとは、土日祝の発送対応など「サービス」も重要です。

この「安さ」「安全性」「サービス」で、比較してみたものが↓こちらです。

安さで比較

安さで外貨宅配業者を比較する場合、正確には、その日ごと、通貨ごと、にお得な業者が違うのですが、大体、お得な業者は決まっています。

↓こちらが、2020年1月のランダムに選択した5日間の通貨ごとの比較です。細かく見る必要はありません。黄色が最安、赤字が最悪の数字です。条件は「3万円を両替、振込手数料が300円かかる」という前提で比較しました。

↑これを見ると、一番黄色が多いのがマネーバンク、次に、右から2番目のインターバンクで、この2つがお得であることがわかると思います。(ただしマネーバンクだけ、最低両替金額が7万円であることには注意)

安さでおすすめの外貨宅配業者

参考:マネーバンク公式サイト

参考:インターバンク公式サイト

あと、上でも書いたように、現地ATM引き出しのほうが、2%から数%お得になるので、一番お得な方法が良い人は、↓こちらの記事を参考にしてみてください。

安全性で比較

では次に、安全性で外貨両替業者を比較してみましょう。外貨を送ってもらうときの「郵便追跡サービス」があるかどうか、と、営業年数などの信用を見てみました。(2020年1月24日調査)

↓こんな感じです。

郵便追跡 信用
JTB外貨両替 ◯(ゆうパック) 文句なし大手
GPA宅配 ◯(書留) 成田空港で10年以上の老舗両替店
新生銀行 ◯(宅配便) 文句なし大手
外貨両替ドルユーロ ◯(書留) 設立2016年12月(創業2012年2月)、2016年4月に月間取扱高7億円を突破。Googleマップ評価【3.6】。Googleマップのクチコミ数は7件
マネーバンク ◯(書留) 設立は2010年02月02日。Googleマップ評価【4.2】。Googleマップの口コミ数は25件
インターバンク ◯(書留) 創業は2005年12月。創業9年で延べ1万5000件、30億円超の取引。Googleマップ評価は【4.8】。Googleマップの口コミ数は217件

↑上の大手3社はもちろん信用がありますが手数料が高い。あとは、下の3社の信用をどう判断するかですね。私としては、下の3社も、実際に使った人からの評価もそんなに悪くないので、問題ないのではないかと思っています。

サービス面でおすすめの外貨宅配

では、3つめの比較として、サービス内容の差を見てみます。サービス内容は、↓この2点を見てみました。

●お札の種類の指定ができるかどうか?
●急ぎの対応をしてくれるかどうか?(速達/代引/土日祝発送)
(※代引きは振込の着金確認なしに発送してもらえるので到着が早い)

    急ぎの対応
  お札の指定 代引が可能か 速達が可能か 土日祝の即日発送
JTB外貨両替
全てカード払
GPA宅配
全て代引
新生銀行
外貨両替ドルユーロ
+700円

要電話
マネーバンク
+800円

+500円
インターバンク
要相談
相談可

↑こう見ると、GPA宅配とインターバンクが、柔軟なサービスという面では良いと言えそうですね。

柔軟なサービスでおすすめの外貨宅配業者

参考:GPA宅配 公式サイト

参考:インターバンク公式サイト

取り扱い通貨の多さは、お得さとは関係ない

取り扱い通貨の数も調べてみました。が、↓このようにお得さとは関係ないようです(むしろ取扱通貨が多い業者のほうが手数料は得じゃない傾向あり)。

取扱通貨数
JTB外貨両替 34
GPA宅配 34
新生銀行 8
外貨両替ドルユーロ 17
マネーバンク 17
インターバンク 12

通貨別外貨宅配業者の比較

ここからは外貨宅配業者比較ををもっと細かく、通貨ごとに見ていきます。実は通貨ごとにお得な業者は結構ちがって面白いです。

比較は、7業者、10通貨で行いました。1日の比較だけでは説得力がないので、2020年1月のランダムな9日のデータで比較。3万円分を両替、銀行振込手数料が300円かかるという仮定で比較しています。

「通貨ごと外貨宅配業者比較」の目次
(通貨名を押すと↓下の内容に飛びます)
米ドル 業者間の差【約3%】
ユーロ 業者間の差【約3%】
台湾ドル 業者間の差【約15%】
オーストラリアドル 業者間の差【約10%】
香港ドル 業者間の差【約15%】
タイバーツ 業者間の差【約10%】
韓国ウォン 業者間の差【約13%】
中国元 業者間の差【約10%】
ベトナムドン 業者間の差【約12%】
シンガポールドル 業者間の差【約5%】
カナダドル 業者間の差【約7%】

↓下の表は細かく見る必要はありません。黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者なので、「黄色が多い業者が得」という感じで見てみてください。

米ドル(USドル)での外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

米ドルでお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約1.7%】⇒公式サイト
●2位:
GPA宅配 手数料率【2%ちょっと】⇒公式サイト
●最下位:
新生銀行 手数料率【4.6%】

↑上の表の中では負けていますが、JTBは支払いをカード払い可能なので、1%くらいのポイントがもらえるカードを持っているなら、それで支払うのもオススメです。(JTB外貨宅配の公式サイトはこちら)

米ドルの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、米ドル(ハワイ)の他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

米ドル外貨両替手数料率(ハワイ)
【手数料0.2%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料1.4〜1.6%】日本の空港での両替
【手数料1.8〜4.5%】現地の両替所
【手数料2%〜】カード払い
【手数料19%】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
参考記事:米ドル両替調査@ハワイ2018

↑米ドルを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

ユーロでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

ユーロでお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約2%】⇒公式サイト
●2位:
インターバンク 手数料率【3%弱】⇒公式サイト
●最下位:
新生銀行 手数料率【5.3%】

↑ユーロでも、上の表の中では負けていますが、JTBは支払いをカード払い可能なので、1%くらいのポイントがもらえるカードを持っているなら、それで支払うのもオススメ。(JTB外貨宅配の公式サイトはこちら)

ユーロの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、ユーロの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

ユーロ外貨両替手数料率
【手数料0.12%〜】カード払い
【手数料0.3%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料1.5〜4%】日本の空港での両替
【手数料2〜7%】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料3〜12%】現地の両替所
【手数料15%】現地空港で両替
参考記事:安いユーロ両替まとめ2019

↑ユーロを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

台湾ドルでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

台湾ドルでお得な外貨宅配業者
●1位:
インターバンク 手数料率【約3%】⇒公式サイト
●2位:
マネーバンク 手数料率【約3.5%】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【約18%】

台湾ドルでは、お得な業者と損な業者の差が大きいので注意。その差は【約15%】。米ドルではお得だったGPA宅配も、台湾ドルでは良くないので注意してください。

台湾ドルの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、台湾ドルの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

台湾ドル外貨両替手数料率
【手数料0%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料0.8%〜5%】カード払い
【手数料1.7%〜】現地の銀行
【手数料2%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料3〜4%】現地空港で両替
【手数料12〜16%】日本の空港での両替
参考記事:2019年 台湾ドル外貨両替方法17比較

↑台湾ドルを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

オーストラリアドル(豪ドル)での外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

豪ドルでお得な外貨宅配業者
●1位:
インターバンク 手数料率【約3%】⇒公式サイト
●2位:
マネーバンク 手数料率【3%ちょっと】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【約13%】

オーストラリアドルでも、お得な業者と損な業者の差が大きく、その差は【約10%】です。気をつけましょう。

香港ドルでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

香港ドルでお得な外貨宅配業者
●1位:マネーバンク 手数料率【約2.3%】⇒公式サイト
●2位:インターバンク 手数料率【2%後半】⇒公式サイト
●最下位:JTB 手数料率【約17%】

香港ドルでは、お得な業者と損な業者の差が大きいので注意。その差は【約15%】。米ドルではお得だったGPA宅配も、香港ドルでは良くないので注意。

香港ドルの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、香港ドルの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

香港ドル外貨両替手数料率
【手数料0%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料0.2%〜】現地の両替所
【手数料2%〜】カード払い
【手数料2%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料5%】現地空港で両替
【手数料17%】日本の空港での両替
参考記事:香港ドル格安外貨両替比較2019

↑香港ドルを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

タイバーツでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

タイバーツでお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約3.5%】⇒公式サイト
●2位:
インターバンク 手数料率【約4%】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【約14%】

タイバーツでも、お得な業者と損な業者の差が【約10%】と大きいので注意。

タイバーツの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、タイバーツの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

タイバーツ外貨両替手数料率
【手数料0%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料0.2〜1%】現地の両替所
【手数料1.3〜5%】カード払い
【手数料2%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料約7%】現地空港で両替
【手数料約12%】日本の空港での両替
参考記事:タイ バーツ両替レート&手数料26比較【2019】

↑タイバーツを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

韓国ウォンでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

韓国ウォンでお得な外貨宅配業者
●1位:
インターバンク 手数料率【約3.2%】⇒公式サイト
●2位:
マネーバンク 手数料率【3%後半】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【16%後半】

韓国ウォンでも、お得な業者と損な業者の差が大きく、その差は【約13%】です。気をつけましょう。

韓国ウォンの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、韓国ウォンの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

韓国ウォン外貨両替手数料率
【手数料0%〜】現地の両替所/銀行
【手数料0.4%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料0.8〜12%】LINEpay韓国ATM両替(金額による)←サービス終了(涙)
【手数料1〜6%】カード払い
【手数料3%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料約8%】現地空港で両替
【手数料3〜25%】日本の空港での両替
参考記事:2019年 お得な韓国ウォン外貨両替比較

↑韓国ウォンを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

中国元での外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

中国元でお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約2.2%】⇒公式サイト
●2位:
インターバンク 手数料率【約2.5%】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【約12%】

中国元では、お得な業者と損な業者の差が大きいので注意。その差は【約10%】。米ドルではお得だったGPA宅配も、中国元では良くないので注意。

中国元の外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、中国元の他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

中国元外貨両替手数料率
【手数料0%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料2%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料2.5%〜】カード払い
【手数料約3.5%】現地の銀行
【手数料約10%】現地空港で両替
【手数料約10%】日本の空港での両替
参考記事:中国元格安外貨両替比較2019

↑中国元を外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

ベトナムドンでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

ベトナムドンでお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約12%】⇒公式サイト
●2位:
外貨両替ドルユーロ 手数料率【約17.5%】⇒公式サイト
●最下位:
GPA宅配とJTB 手数料率【約18%】

ベトナム・ドンでは、そもそも外貨宅配してくれる業者は4つだけ。その中では、マネーバンクの一人勝ちです。その他3つは、ほとんど差がありません。

最安のマネーバンクでも手数料率【約12%】と高いので、外貨宅配する必要が本当にあるのかどうか、よく検討してください。

ベトナムドンの外貨宅配と他の両替方法を比較

ちなみに、ベトナムドンの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

ベトナムドン外貨両替手数料率
【手数料0〜5%】現地の両替所
【手数料1〜2%】カード払い
【手数料0〜1%】クレカで現地ATM引き出し
【手数料3%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料17%〜】日本の空港での両替
参考記事:ベトナムドン外貨両替比較2019

↑ベトナムドンを外貨宅配するべきかどうかの目安にしてください。でも、やはり、マイナーな通貨になればなるほど、日本で手に入れるのはコストがかかっちゃいますね。

シンガポールドルでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

シンガポールドルでお得な外貨宅配業者
●1位:
インターバンク 手数料率【約2.5%】⇒公式サイト
●2位:
マネーバンク 手数料率【2%後半】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【7%後半】

シンガポールドルでは、お得な業者と損な業者の差は【約5%】で、ドルやユーロに比べると差は大きいですが、他の東南アジアの通貨よりは差は小さいです。

シンガポールドルの外貨宅配と他の両替方法を比較

参考までに、シンガポールドルの他の両替方法の手数料率は、↓このとおり。

シンガポールドル外貨両替手数料率
【手数料0%〜】現地の両替所
【手数料0%〜】クレカで現地ATM引き出し
【手数料2%〜】デビット/プリペイドで現地ATM引き出し
【手数料2.5%〜】カード払い
【手数料 約8%】日本の空港での両替
参考記事:シンガポールドル外貨両替2017

↑シンガポールドルを外貨宅配するかどうかの目安にしてください。

カナダドルでの外貨宅配比較


↑黄色が一番お得だった両替業者。赤字が一番損な両替業者

カナダドルでお得な外貨宅配業者
●1位:
マネーバンク 手数料率【約2.6%】⇒公式サイト
●2位:
インターバンク 手数料率【3%ちょっと】⇒公式サイト
●最下位:
JTB 手数料率【約10%】

カナダドルでは、お得な業者と損な業者の差は【約7%】で、ドルやユーロに比べると差は大きいですね。

外貨宅配Q&A

各外貨宅配業者の上限金額は?(下限金額も)

最低両替金額と、両替上限金額を表にまとめてみました。↓こちらです。

最低両替金額 両替上限金額
GPA宅配 3万円 1取引30万円、1日100万円まで
JTB 3万円 10万円
Travelex 3万円 (未調査)
インターバンク 約1万円。台湾ドル、タイバーツのみ約4000円 上限なし
マネーバンク 7万円 ●100万円まで
米ドル、ユーロ、豪ドル
●50万円まで
英ポンド・中国元・韓国ウォン・カナダドル・香港ドル・シンガポールドル・タイバーツ・台湾ドル
●30万円まで
ニュージーランドドル、スイス・フラン、シンガポールドル、フィリピンペソ、マレーシア・リンギット、ベトナムドン
外貨両替ドルユーロ 3万円 上限なし
新生銀行 約3万円 1パックごとの最高額
2,000米ドル
2,000ユーロ
2,400カナダ・ドル
2,500豪ドル
2,500ニュージーランドドル
1,800ポンド
15,000香港ドル
2,400シンガポールドル
(1ヶ月3パックまで)

外貨宅配業者は新札、旧札どちらの対応が良いのか?

新札か旧札かは、あまりこだわらなくていいと思います。

私が以前住んでいた中国なんかは、新札だと逆に偽札を疑われて嫌がられました。新札を喜ぶのはニセ札が少ない日本の特徴かもしれません。

2018年、2019年、2020年で手数料が大幅に変更された外貨宅配は?

為替レートは毎日変わるのですが、業者ごとの手数料率を通貨ごとに見てみると、面白いくらい変化していません。↑上の通貨ごとのランダムな9日間比較も日ごとにあまり変化がないのと同様、外貨宅配業者は【ここ2年はほぼ同じ手数料率を採用】している感じです。

記事は、以上です。

外貨宅配は、日本で外貨を得る手段としては、お得な手段です。上手に活用してくださいね。

もっとお得に両替したい、という方は、クレカを使った現地ATMでの外貨引き出しが一番お得です。今、一番お得なカードは、↓こちらで解説しています。

セディナより得!!アコムACマスターカード海外キャッシング(ATM引出し)のコツ。為替レート/返済方法など