最近(2024年8月時点)、円安傾向が止まり、円高になってきました。
海外旅行好きにとっては、「じゃあ、いつ外貨両替しておくのが得なの?」と迷うところ。
当ブログでおすすめしているソニーバンクウォレットなら、外貨両替でも、外貨を貯めておくのも、外貨での支払いでも強いのですが、円安/円高時に具体的にどう使うとおトクなのかを、ここにまとめておきたいと思います。
円高のときに多く外貨両替してお得に海外旅行に行きたい!
少し前(2024年6月頃)に1ドル160円を記録し、アメリカの物価上昇も加わって、アメリカではラーメン一杯3000円とか4000円とか言われていました。ハワイ旅行も遠い存在になってしまった感じがありましたよね。
で、最近、せっかく円高になってきたのですから、その
と思うのが、私達、海外旅行好き人間だと思います(笑)。では、今すぐに外貨両替すべきなのでしょうか?
う〜ん、何か違うような感じがします。
この違和感は何なんでしょうか。それを解明するために、具体的に、どういう作戦を立てるのがいいのか、深く考えてみます。
では、まず最初に、私達の武器となる武器となるソニーバンクウォレット(ソニー銀行)の強みを簡単に復習しておきましょう。
ソニーバンクウォレット(ソニー銀行)の強さの復習
ソニーバンクウォレットの外貨預金&カード払いのメリット
①自分が得だと思ったタイミングで外貨にして外貨預金しておける
②外貨預金を円に戻さずにそのままカード払い可能(指定10通貨*)
③外貨建てカード払いの手数料が無料(指定10通貨*)
ソニーバンクウォレットのメリットは、↑この3点。(詳しくはこちらの記事で解説)
他の手段と比較すると、↓こんな感じになります。
●両替所での現金の外貨両替は、①の外貨預金は不可、②③のカード払いも不可。
●日本の銀行の外貨預金では、①は可能だが、②③が不可。
●クレカでのカード払いでは、①②③ともに不可。
やはり外貨関連でのソニーバンクウォレットの強さは際立っていますね。
海外でのカードの使い道は、大きく分けて2つ。カード払いと現地ATM引出しです。
で、
です。手数料は、円から外貨に両替するときの両替手数料のみ。ソニー銀行は両替手数料が少ないので、その点でもお得です。一方、現地ATM引出しの場合は総手数料は少し多くなるので注意が必要。1.79%の海外事務手数料がかかり、クレカとは違ってATMオーナー手数料も取られるからです。
ソニーバンクウォレットのメリットは以上。
では、次に、ソニー銀行を使うという前提で、↓この疑問について考えてみましょう。
「じゃあ、いつ、どれだけ外貨にしておくのがお得なのか?」
↓いよいよ本題です。
円高?円安?いつ、どれだけ外貨両替すると得なのか
最近、少し円高に戻ってきましたよね。
(今)2024年8月26日:1ドルのために144円必要
↑こんな感じで日本円の価値が高くなったので、今は円高。ちょうど1割の円高です。
じゃあ、円高である今、ドルが必要な人は今ドルに両替すべきでしょうか?う〜ん、今両替すべきとは言い切れない気がする。。。この違和感は、何なんでしょうか。
違和感の原因は、過去と未来の混同
この違和感の原因は、過去と未来の混同です。
「今、円高だ」というのは、あくまで「過去と比較して今が円高」というだけであって、「未来と比較して今が円高」というわけではないですよね。
なのです。例えば、今は8月で、年末に家族でハワイ旅行するとしましょう。ざっくりと100万円をドルへ両替しておく必要があるとわかりました。では、円高と言われる今、両替するのが得でしょうか?
そうとは言い切れないですよね。100万円をドルに外貨両替するタイミングは、今でもいいのですが、旅行直前の12月でもいい。旅行直前のほうがもっと円高になっているかもしれません。
こう考えると
「いつ外貨両替すべきか」の答えは、常に未来と比較しないといけないのです。「いつ外貨両替すべきか」に対しては、未来を予想した、↓こういう考え方が必要です。
●今後、円が安くなると思うなら、今、両替すべき
●今後、円が高くなると思うなら、円のままにしておく
しかし、残念ながら、未来の予想を正確にできる人はいません。FX取引で損した人がたくさんいることが物語っています。だから、やっぱり未来の円高/円安を的中させることは我々凡人には難しいと考えるべきでしょう。
でも、あきらめることはありません。
のです。↓これです。ドルコスト平均法がおすすめ
ドルコスト平均法は、定期的に一定額を投資し続ける方法です。
さきほどの年末ハワイ旅行の例で言うと、100万円をドルに両替するのに、8月に20万円、9月に20万円、10月に20万円、11月に20万円、12月に20万円、と均等に両替していく、というのがドルコスト平均法です。
「一定額ずつ投資し続ける」というのが最大のポイントです。それをすることで、外貨が安いときには多く買い、高いときには少なく買うことになるので、
「100万円まとめての両替を、8月にするか?12月にするか?」という考え方は単なるギャンブルですよね。それに対し、ドルコスト平均法は、
しているのです。私が思う、ドルコスト平均法のもう一つのメリットは、ストレスから開放されることです。決めたとおりに毎月一定額を買うだけなので、「今日は上がったか?下がったか?」のような外貨売買でのストレスから開放されます。心に平穏が訪れますよ(笑)。
両替したお金が足りない場合は「円からアシスト」
ただ、いくらちゃんと計画していても、突然の出費などで、実際には外貨が足りなくなることはよくあることです。ドルコスト平均法だと、決めた額しか貯まらないので、突然の事態には対応できません。
外貨両替分として100万円を準備していたが、10万円分足りなかった。そんなときは、ソニーバンクウォレットの「円からアシスト」という機能が役に立ちます。
ソニー銀行の外貨預金口座に残高がなくても、
です。外貨が足りなくなった時だけではなく、しばらく円高が続く予想で、円で持っていたほうが得なタイミングのときは、この「円からアシスト」を使えば、ギリギリまで円で持っておくことができるのでお得です。
ただし、上でも書きましたが、完全な未来予測は不可能です。「円からアシスト」はあくまで補助として使うようにし、基本的には、上でおすすめしたドルコスト平均法で外貨両替することをおすすめします。
まとめ
今回は、円安/円高時のソニーバンクウォレットの外貨両替+外貨預金+外貨払いについて分析してみました。
計画的にドルコスト平均法で外貨両替をし、ソニー銀行だからこそできる機能を使って、ぜひ、おトクな海外旅行を実現させてくださいね。
詳しい使い方は、↓こちらの記事で紹介しています。
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